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センセの事を信頼する事が出来た事の一つに、センセが徹底的に「聞き上手」だった事が挙げられます。 「1」にも書いたけれど、タヌキは「痩せろ」と言われる事をまず恐れ、血液検査等に行けと言われる事を恐れ、過食の強制停止等を恐れました。 それらがダメな事は頭で知ってはいるけれど、心がおっついていないから。
けれども、センセは毎回の通院でタヌキが吐き出す家族への恨みつらみや日々のストレスに対して、アドバイスというアドバイスを殆どしませんでした。 「この方法で回復しなさい。」という事も言いませんでした。 「家族と精神的距離感をとっていく事が大切ですね。」と、ホントにサラっとなら言われる事があるし、「三つ出来る事を二つに押さえれば鬱に落ちる頻度も減るんですよ〜。」って言われる事もあるんだけれど、クライアントが絶対怒らない「伝え方」っていうのをわきまえてはるとでも言えばいいのか。
タヌキは自他共に認める変人なので、ある時、センセに困った質問を投げかけたくなりました(゚-゚;)
「先生はどうして、クライアントに対してアドバイス的な物言いをしないんですか?」
センセは猛烈に困った顔をしました。 その日のタヌキは比較的好調で、興味津々な顔をしていたと思います(^^; >タヌキはムラ気が凄まじいのだ。 センセは更に困った顔をして言いました。(記憶してる限りでなので、正確ではない。スマヌ(^^; )
「医者の主観とクライアントの主観は違います。 宗教観なども当然違います。最近の医者の中には、クライアントに自分の主観を押しつけたりする人もいますが、そういう人はトレーニング不足です。ちゃんと学んで来ている医者は、クライアントに対して自分の主観は極力押しつけないようにするものです。」
仲間のみずちーに面白がってその話をした所、みずちーは「手品の種明かしをしたようなものですよ! タヌキさんもなんて質問するんですか!Σ( ̄ロ ̄lll)」 と、いうステキな反応を示してくれました。 好調な時は好調な時で、タヌキは相変らず突拍子もない質問をセンセにぶつけて困らせています(゚-゚;) >だって興味があるんだもーん(笑)
ある意味、手品の裏っかわまで見たから余計に信頼度が増した、ってのもありますね。
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