ほ〜む 
ひきこもりで困る事。(4)

「ひきこもりで困る事。」の四つ目です。半年以上かかって、やっと本題(^^; >っていうか、本質的な問題って書くのにどえらいエネルギーいるんだよね。(余談)

ひきこもり、やるならどこでやるか。

「自宅で家族と同居しながらひきこもり」 これが一番最悪で回復に時間がかかるケースだとタヌキは思います。 そして、タヌキのやったひきこもりは、まさにこのケースでした。ある意味、現在もぱぱ(旦那)とは正式に入籍していないし、人嫌いで外にも必要最低限しか出ようとしませんから、「ひきこもり」と分類されるのかもしれないけれど、それでも生きていく限りは必要最低限であれ、外部と接触する機会が必要であり、そうやって外に少しでも出られる間は、世間一般でまとめちゃっている所の「ひきこもり」とは随分、症状の程度が違うような気がします。 19歳〜20歳の頃やっていた「ひきこもり」と、現在の「ひきこもり」は心理的にも全然違うものなのです(゚-゚;) タヌキは、現状の自分の事を「プチひきこもり」などと茶化して、あまり大事に捉えていません。

「自宅ひきこもり」は、ちっともココロの休養になりません。急かされるのがオチです。家族と物理的距離をまずとって、次に心理的距離をとった上で、本当の休養になるような気がします。 実際、タヌキは東京に出てきて、家族との連絡を殆どとらなくなってから自律神経失調症が殆どなくなりました。(自宅に居た頃は、ブスコパンという腸の痙攣をしずめる薬を常にもっていなければいけませんでしたし、外に出たのは一年間のうち、ほんの二回程度。自宅にいながら家族に会うのも嫌な程の対人恐怖症で、常に深夜から早朝にかけてこっそりと行動し、食事時も家族と顔をあわすのが嫌で逃げるように生活していました。まあ、早朝四時ごろ、皆が寝静まっている頃にアヒルに餌をあげたりはしていたのですが、それでも新聞屋さんが来ると急いで物陰に隠れたのをよく覚えています。)

ひきこもりをやるなら、危険と引き換えに匿名性のある都会で家族と離れて暮らす! タヌキは田舎の人の目が原因でひどい対人恐怖症になりましたが、東京に来てからは心配しなくても誰もタヌキの事を見ていないので、かなり対人恐怖症も軽減しました。(ゴハン屋さんで顔覚えられたりするのがまだ苦痛なんだけど、まあ、それも悪意じゃないの解ってきたしね(^^; ) 本当に、都会はいいです。タヌキは二度と実家に帰りたくありません(苦笑) >まさに「家族と周囲に殺される」って感じなんだよ〜。だって、電気をつけると周囲にバレるから、電気つけるな! って言われたんだもん(゚-゚;) 東京は、24時間電気つけっぱなし、24時間洗濯物だしっぱなしでも、まず誰も干渉しません。対人恐怖症や鬱々を抱えるタヌキには、うってつけの憩いの場所ですね(^^; >例え危険と言われようとも。


深刻な「支え手」の問題。

なんで自宅で「ひきこもり」するのに、そんなに反対するの?(゚-゚;) と言われれば、家族との心理的距離が物理的距離以上に異様に近くなって、境界線が更になくなってドロドロの状態になってしまうから、という理由をあげます。 端的に言ってしまえば、生活費を楯にスケープゴートとして扱われる場合が少なくありませんよ、という事です。 極論なんじゃない? と仰しゃる方も当然いらっしゃるとは思いますが、母親が専業主婦で自宅にいて、父親はワーカホリック、なんてパターンで四六時中母親とべったり、なんて「母子共依存状態」になったのがタヌキです。(ここで、父親の悪口なんて吹き込まれてたりすると、もう王道パターンまっしぐらです(^^; ) タヌキの実家の場合は、元々が機能不全家族であった所に、タヌキが自宅でひきこもりだしたので余計に悪化した訳ですが、言い方はドギツイですが、日本の母親は自分の個性と子供の個性をまぜまぜにしてしまって、子離れ出来ていない親が多いような気がします。

先にも書きましたが、一人暮らしをしながら「ひきこもり」をしている場合は、周囲に「頑張れ」とか、「努力が足りない」とか、「まだそんな事してるのか」とか言う人がいませんから、本当の意味の休養が出来ます。(ともかく、家族と同居の「ひきこもり」は、ひきこもっている当事者本人、家族共に凄まじいストレスです。) また、生きていく上で必要最低限の事は自分でしなければ生きていく事も出来ませんから、コンビニに行くだけの毎日であっても、多少なりと自立への足がかりと捉えてもいいと思います。 また、そうやって自分で勝手にやっているうちに、ある日突然、派遣会社に電話をかけて自分で仕事をしだしたのがタヌキだ、って事もここに書いておきますね。

依存症では、「支え手がある間は、本人は回復しない」と言われます。 「ひきこもり」だって同じです。 家族が支えている間は、子供の(大人であっても、この場合は家族が子供と見ている場合が多いので子供、と書きます。)自立を同時に妨げています。 ちょっと古い本になりますが、「平気でうそをつく人たち(M・スコット・ペック:草思社)」や「親を殺した子供たち(エリオット・レイトン:草思社)」などを、興味のある人は読んでみてください。 直接共依存や機能不全家族については触れられていませんが、私たちの抱えている問題と共通する項目があって、頭が痛くなります。(けれど、重要な問題でもあるのね〜。)



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